雛人形

雛人形の選び方(お顔)

職人手づくりのお顔と、型から抜いたお顔の2種類があります。 手作りのお顔は 白い貝殻の粉からつくられた顔料が塗り重ねられています。肌が光を柔らかく反射しふんわりとして見えます。 型から抜いたお顔は肌がてかっているように見えます。彫り込みや細かい細工が無いものもあります。 京雛と関東雛で顔立ちが違います。お公家様顔が京雛、目がぱっちりして現代的な顔が関東雛です。 お子様に似ていたり又、好みのお顔を選びましょう

雛人形の選び方(衣装)

絹・化学繊維と絹の混合・化学繊維と、主に3種類あります。絹が100%の生地が正絹です 化学繊維にはてかりやごわつきがあり、正絹にはなめらかな光沢と柔らかさがあります。 全身に重ね着のもの・上半身だけ重ね着して下とくっつけたもの・えりとそでの表に見える布が重なった部分だけを貼りつけたものなど お雛様を持って軽いのは簡易仕立て、本仕立てはずっしりと重く手に取ってしっかり確認しましょう。

雛のしまい方・お手入れ

基本的には最初入っていた通りに仕舞うわけですが 天気が良く、空気の乾いた日に片付けて下さい。羽根バタキでやさしくほこりを払い、 人形のお顔は、直接手を触れないように手袋を使用して下さい。直接触れるとシミがつくことがあります。 防虫剤は少なめにしてください。樹脂製のものは、ナフタリンが溶けることがありますので、入れないで下さい。 天気が良くて乾燥している十月ころ、直射日光が当たらないように注意して、人形の虫干しをお勧め致します。

その他ご不明な点はお問い合わせください。